多年草 北海道〜沖縄の水湿地に生え、地下にはう茎がある。雌雄異株。茎は直立し高さ50〜100cmになり、よく分枝し、無毛で乾けば赤褐色になる。葉は披針形、鋭尖頭、基部はくさび形、長さ7〜16cm、質厚く両面に短毛がある。葉柄は短い。葉鞘は筒状で、筒部の長さの1/2ほどの縁毛がある。節はふくれている。花序は穂状で長く、その先は垂れ下がる。花被は白色、腺点があり、5裂して長さ3〜4mm、小花柄は3〜4mm、雌花では花柱が花被より長く、雄花では雄しべが花被より長い。果実は3稜形またはレンズ形、長さ2.5mm。黒く光沢がある。花期は8〜11月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Persicaria japonica タデ科イヌタデ属 よく似たサクラタデは花被が長さ5〜6mmと大きい。 似た花の仲間 |
▼2012年9月27日 長花柱花 大井 | ▼花柱が花被の外へ出る。雄しべが短い。 | ▼花は直径4.5mm。 |
▼花柱は2岐。花被は長さ約4mm。 | ▼この茎は托葉鞘の縁に毛が無い。 | ▼花序枝はよく分枝する。 |
▼2012年9月27日 短花柱花 大井 | ▼雄しべが長く、花被の外へ出る。 | |
▼花柱は2岐する。 | ▼花は直径約4mm。 | ▼花被は長さ約3.5mm。 |
▼花柱は2岐、短くて花被の外へ出ない。 | ▼托葉鞘の縁には長毛がある。 | ▼花序枝はよく分岐する。 |
▼2011年10月1日 短花柱花 鹿島 | ▼花柱は2岐している。 | |
▼花被に腺点がある。 | ▼花は直径約5mm。 | ▼花被は長さ約4mm。 |
▼葉裏に腺点がある。 | ||
▼托葉の縁には長い毛がある。 | ▼托葉表面に伏毛がある。 | ▼花序は枝を多く分ける。 |
▼2009年10月3日 短花柱花 西川津 | ▼花柱は2岐している。 | |
▼托葉鞘の縁には長毛がある。 | ||
▼2004年9月26日 長花柱花 乃白 | ▼花柱が2岐する。 | |
▼2004年8月12日 長花柱花 上東川津 | ||
▼2013年11月16日 果実 西尾 | ▼果実は花被に包まれている。 | |
▼花被に包まれた果実は長さ約3.5mm。 | ▼花被の中に果実がある。 | ▼果実はレンズ状。 |
▼果実は長さ約2.5mm。 | ||
▼2005年8月20日 佐草 | ||