多年草 本州(中部地方以西)〜九州の日当たりのよいところに生える。高さは5〜8cm。葉は光沢があり、花期には長さ1.5〜5cmの三角状狭卵形。裏面が赤紫色を帯びる。花は淡紅色〜濃紅紫色。花弁は長さ0.8〜1.2cm。側弁は無毛。唇弁には紫色のすじがある。距は長さ5〜6mmで細く、後ろに跳ね上がる。萼片の付属体は全縁。花期は4〜5月。(野に咲く花) 学名は、Viola violacea スミレ科スミレ属 葉の表面の葉脈に沿って白い斑が入るものをフイリシハイスミレ(f.versicolor)、中央脈のみに斑が入るものをコンピラスミレ(f.pictifolia)、また葉の表面が黒紫色〜暗紫紅色に色づくものをハグロシハイスミレ(通称)という。 スミレの分類 |
葉に斑が入るものはフイリシハイスミレ(f.versicolor)という品種に分類される。 | ||
▼2013年5月2日 東持田 | ||
葉の中央脈のみにに斑が入るものはコンピラスミレ(f.pictifolia)という品種に分類される。 | ||
▼2012年4月17日 宍道 | ||
▼2010年4月25日 東忌部 | ||
▼2007年4月8日 枕木 | ||
▼2007年4月8日 枕木 | ||
▼2005年5月3日 東忌部 少し葉が丸いタイプ | ||
葉が黒紫色になるものはハグロシハイスミレ(通称)と呼ばれる。 | ||
▼2012年4月17日 宍道 | ▼側弁が有毛のものは、珍しいという。 | |
▼2005年4月29日 宍道 | ||