1年草 関東地方以西〜九州のやや湿り気のある道ばたや河原などに生える。高さは0.3〜1.5m。古い時代に帰化したものといわれている。茎には4稜があり、縮れた毛が生えている。下部の葉は対生し、上部の葉は互生し、長さ9〜15cmの1〜2回羽状複葉。小葉は卵形で、先端は短くとがり、ふちには細かな鋸歯がある。上部の枝先に黄色の頭花をつける。頭花は直径0.7〜1cmで、まわりにはふつう5個(0〜4)の舌状花があるが、結実しない。花床の鱗片はよく発達し、先端が小花の上にのぞく。総苞片は長さ3〜6.5mmの線形で先端は鋭くとがる。そう果には4稜があり、長さ1〜2cmの線形で、先端には下向きの刺のある冠毛が3〜4個ある。花期は9〜10月。(野に咲く花) 学名は、Bidens biternata キク科センダングサ属 似た花の区別 |
▼2015年9月26日 鹿島 | ▼筒状花の花冠は5裂する。 | |
▼頭花の縦断面。 | ▼筒状花には鱗片がつく。 | ▼筒状花の花冠と鱗片は長さ約6mm。 |
▼筒状花の先端部。 | ▼筒状花の冠毛。 | ▼舌状花。 |
▼舌状花の退化した雌しべ、結実しない。 | ▼舌状花の退化した子房、小さな冠毛がある。 | ▼若い果実。 |
▼熟した果実。 | ▼果実は長さ約2.2cm、4mmの冠毛がある。 | ▼4本の冠毛には下向きの刺がある。 |
▼冠毛の下向きの鋭い刺。 | ▼果実にはまばらな毛がある。 | |
▼2012年10月2日 美保関 | ||
▼舌状花が1〜3個のものがあった。 | ▼果実。 | ▼果実には3〜4個の冠毛がある。 |
▼果実は約1cm。冠毛は約4mm。 | ▼冠毛には下向きの刺がある。 | |
▼下部では葉は対生する。 | ▼上部では互生する。 | ▼葉は羽状複葉、長さ約13cm。 |
▼表面に毛がある。 | ▼基部の小葉が切れ込み、小葉状になる。 | ▼葉の裏面に毛がある。 |
▼茎は無毛。葉柄のつけ根にに毛がある。 | ||
▼2011年10月19日 美保関 | ||
▼2010年10月6日 美保関 | ||
▼2008年8月30日 島根 | ||
▼2005年8月30日 鹿島 | ||
▼下部の葉は対生している。 | ||
▼2007年9月2日 鹿島 | ||
▼2006年10月14日 鹿島 | ||
▼2005年11月5日 島根 | ||
▼2012年5月16日 若葉 鹿島 | ||
▼葉は両面とも毛がある。 | ▼裏面脈上に毛が多い。 | ▼葉は対生している。 |