多年草 ヨーロッパ原産で高さ0.3〜1m。観賞用に栽培されていたものが各地に野生化している。茎の中部の葉は長さ6〜9cmの長楕円形〜線状楕円形で、2〜3回羽状に深裂し、裂片は線形。上部の枝先に白色または淡紅色を帯びた小さな頭花が多数集まってつく。頭花は直径3〜5mm。ふちに雌花の舌状花がふつう5個並び、中心部に両性の筒状花がある。花床には膜質の鱗片がある。花のあと花床はふくれて円錐形になる。花期は7〜8月。(野に咲く花) 学名は、Achillea millefolium キク科ノコギリソウ属 ノコギリソウは葉が羽状に深裂し鋸歯があるのみで、2〜3回羽状にはならない。 |
▼2013年5月26日 八雲 | ||
▼花は直径約6mm。 | ||
▼茎につく葉は長さ約7cm。 | ▼葉は2〜3回羽状に細裂する。 | |
▼花茎のない根生葉。 | ||
▼2012年5月26日 古志 | ||
▼花は直径7mmくらい。 | ||
▼根生する葉には柄がある。 | ▼葉は3回羽状に深裂する。 | |
▼2007年6月2日 玉湯 | ▼葉は2〜3回羽状に深裂する。 | |
▼2003年6月7日 東出雲 | ||
▼2015年7月11日 果実 八雲 | ||
▼枯れた花冠を含めた総苞は長さ約6mm。 | ▼果実は長さ1.5〜1.7mm。 | |
▼果実に冠毛はない。 | ||
▼2013年1月7日 ロゼット葉 八雲 | ▼葉は3回深裂している。 | |