1年草 熱帯アメリカ原産。明治初期に渡来し、花壇用として用いられ、南西諸島で野生化している。茎は直立し高さ1mほど、全体に粘液性の毛が密生し、小さい刺が散在する。葉は互生、掌状複葉で5〜7個の小葉よりなる。小葉は長楕円状披針形で長さ10cm、全縁、長い柄があり、針状の托葉がつく。花は紅紫色で総状につく。苞葉は単葉で卵形。萼片は4個、線形。花弁は倒卵形で底部に長い爪がある。果実はさく果、円柱形で5〜7cm。種子は腎臓形で黒色を帯びる。種子繁殖する。 花期は夏。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Cleome hassleriana フウチョウソウ科フウチョウソウ属 花の色が白色のものをシロバナフウチョウソウと呼ぶ。 |
▼20012年8月22日 玉湯 | ▼花弁の基部に長い爪(柄の様なもの)がある。 | |
▼苞は単葉。 | ||
▼果実は長さ約4cm。 | ||
▼種子は長さ約2mm。 | ▼葉は掌状複葉。 | ▼頂小葉は長さ約7cm。 |
▼2005年11月5日 鹿島 | ||