多年草 島根県〜福井県。地下茎は短く、広い葉柄の基部でつつまれる。茎は高さは5〜18cm、花後5〜7cmの地上走出枝をだす。根出葉は長柄を含めて長さ3〜11cm、基部は広くなって広卵形、3小葉からなり頂小葉は扇形、ふぞろいな鈍欠刻または歯牙縁、側小葉はさらに3〜5小葉からなる。茎葉は中部より上につき、多くは対生で托葉が合生しているが時に下葉は互生することがあり、柄を含めて長さ1.2〜4.5cm、分裂しないで扇状腎形のこともあり3小葉に分裂することもある。花は萼片5、狭倒卵形、長さ7〜9mm、淡黄色で基部は赤褐色。花弁5、長さ4mm、線形で先は円形。袋果は2、水平に開出し、長さ8〜9mm。種子は球形で直径1mm。花期は4〜5月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Dichocarpum sarmentosum キンポウゲ科シロカネソウ属 |
▼2013年4月1日 八雲 | ▼株元の様子。 | |
▼走出枝を出して増える。 | ||
▼2013年3月24日 八雲 | ▼花弁状の外側は萼で、花弁は内部の5個の黄色い部分。 | |
▼2012年4月24日 八雲 | ▼花弁に見えるのは萼。 | |
▼2010年4月17日 八雲 | ▼花弁は内部の黄色いもの、蜜弁化している。 | |
▼葉は対生する。 | ▼走出枝を出す。 | |
▼2008年4月20日 八雲 | ▼花弁は5個の黄色い部分。 | |
▼2005年4月16日 八雲 | ▼萼の基部が赤紫色になる。 | |
▼2013年5月6日 果実 八雲 | ▼2個の果実の基部に付属体がある。 | |
▼長さ約1cmの果実が2個合わさっている。 | ▼種子は直径約1mm。 | |
▼2005年4月30日 果実 八雲 | ▼熟すと上側が裂けて種子が出る。 | |
▼2005年4月24日 果実 八雲 | ||
▼2009年6月21日 果実 八雲 | ||
▼2012年3月21日 根出葉 八雲 | ||