オシロイバナ(白粉花)

多年草
熱帯アメリカ原産。江戸時代の元禄年間に記録されており、これ以前に観賞用に渡来して観賞用に栽培されたが、各地で逸出して野生化している。葉の表面や葉柄の一部を除いて無毛で、強靭な根株から節の膨れた多肉質の茎を出し、よく分岐して高さ約1mになる。葉は広卵形から長心臓形で全縁、短い柄で対生する。葉腋に短い柄のある花序を出し、直径約3cmで長さ約5cmほどの筒部を持つ花を夜から朝にかけて開く。花に見えるのは萼筒の変化したもので、紫紅、黄、橙、白など多様な色彩となる。果実は楕円形で黒熟し、白い粉質の胚乳を含む。花期は夏。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Mirabilis jalapa
オシロイバナ科オシロイバナ属



▼2005年10月30日 鹿島

オシロイバナ花

オシロイバナ蕾

オシロイバナ花序

▼果実は総苞に包まれている。

オシロイバナ果実

オシロイバナ

オシロイバナ




▼2010年11月3日 鹿島

オシロイバナ花

オシロイバナ花

オシロイバナ葉

▼熟した果実▼未熟な果実

オシロイバナ葉裏面

オシロイバナ果実

オシロイバナ果実

オシロイバナ

オシロイバナ

▼2013年10月28日 果実 鹿島▼果実は総苞に包まれている。

オシロイバナ果実

オシロイバナ果実

オシロイバナ果実

▼萼に包まれた果実は長さ約8mm。▼果実の縦断面、萼の中に果実がある。▼果実の中の粉質の胚。

オシロイバナ果実

オシロイバナ果実

オシロイバナ果実

▼萼を取り除いた果実、長さ約5mm。▼萎んだ花と蕾。▼若い果実。

オシロイバナ種子

オシロイバナ蕾

オシロイバナ果実

▼葉身は長さ約9cm。▼細毛がある。

オシロイバナ葉

オシロイバナ葉

オシロイバナ葉

▼裏面の葉脈に細毛がある。▼茎は節が膨らみ、無毛。

オシロイバナ葉裏面

オシロイバナ葉裏面

オシロイバナ茎

オシロイバナ

オシロイバナ

オシロイバナ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑