1年草 本州〜沖縄の湖沼やため池、稀に水路などにも生育する沈水植物。茎は細く円柱形、ほぼすべての節で二叉状に分枝を繰り返しながら成長し、長さ50cmを超えることもある。葉は対生するが分枝する節では3輪生状となる。基部は長さ2〜4mmの葉鞘となり、先は切形で縁には小刺がある。葉身は線形、長さ(1〜)2〜4cm、幅0.3〜0.7mm、多数の鋸歯がある。雌雄同株。雄花は苞に包まれ、葯は長さ1.5mm、4室。雌花は苞に包まれず柱頭は2深裂する。種子は長楕円形、長さ3〜3.5mm、横に長い梯状網目模様がある。花期は7〜10月。(日本の水草) 学名は、Najas oguraensis トチカガミ科イバラモ属 |
▼2018年10月24日 宍道 | ▼葉には尖った鋸歯がある。 | ▼葉は長さ約2cm。 |
▼葉腋に果実がある。 | ▼葉鞘は切形、縁に刺がある。 | |
▼果実は長さ約3mm、先端に花柱が残る。 | ▼折れた種子、横長の格子紋がある。 | |
▼葉の小さな尖った鋸歯。 | ▼切れ藻が浮いていた。 | |
▼2015年9月14日 宍道 | ▼葉は長さ約3cm。尖った鋸歯がある。 | ▼葉(乾燥標本) の幅は0.2〜0.3mm。 |
▼葉の基部の葉鞘は切形、縁に小刺がある。 | ▼葉腋に果実がある。 | |
▼果実の下半部は葉鞘の中にある。 | ▼若い果実は長さ約2.8mm。 | ▼先端に2岐した柱頭が残る。 |
▼未熟な種子、長さ約2.2mm。 | ||
▼2015年8月8日 宍道 | ▼葉は長さ2〜4cm。 | |
▼葉には鋸歯がある。 | ▼葉の幅は0.3〜0.4mm。 | ▼葉の基部は葉鞘となる。長さ約3mm。 |
▼葉鞘の先は切形、小さな刺がある。 | ▼池の縁に切れ藻があった。 | |
▼2014年9月21日 宍道 | ||
▼葉腋に果実がある。 | ▼果実、先端に2岐した柱頭が残る。 | |
▼果実(乾燥標本) | ▼果実は長さ約3.5mm、先端に柱頭が残る。 | ▼種子は長さ約3mm。 |
▼表面に横長の格子模様がある。 | ||