1年草 北アメリカ原産。中部地方以西に帰化している。茎は淡紅色を帯び、直立または斜上して高さ20〜40cmになる。葉は対生し、長さ1.5〜3.5cmの長楕円形で、基部は左右が非常に不ぞろい。杯状花序は枝先にまばらにつく。腺体は円形。腺体の付属体はよく発達し、白い花びらのように見える。さく果は直径約1.7mmの卵球形で無毛。花期は6〜10月。(野に咲く花) 杯状花序の雄花、雌花は退化して、それぞれ雄しべ、雌しべになっている。雄花は5~11個つき、雄しべの葯は淡褐色。雌花は1個。花柱は3個、先が1/2まで2裂する。(三河の植物観察) 学名は、Euphorbia nutans トウダイグサ科トウダイグサ属 |
2017年8月28日 東出雲 | 花柱が開く前の花序。 | |
雌性先熟で雌花の3個の花柱が先に開く。 | 花柱は中央まで2裂し、腺体4個がある。 | 雌花が受粉し外に出ると雄しべが出る。 |
雄花は雄しべ1本のみで、5〜11個ある。 | 腺体の内側に毛が見える。 | 花序は長さ約1.5mm。 |
花序は直径約1.5mm。 | 花序の縦断面。 | 雄しべや内面に毛がある。 |
2014年8月12日 秋鹿 | 花序には雌花1個、雄花4個、腺体4個がある。 | 雄花は雄しべ1個のみ。 |
花序は直径約2mm。 | ||
葉には褐色の斑がある。 | まばらに長毛がある。 | |
葉は長さ約3cm。 | 葉の裏面は緑白色。 | 茎に短毛がある。 |
茎や葉柄、花柄を切ると白い乳液が出る。 | ||
2012年8月30日 大東 | ||
2012年7月28日 本庄 | ||
2012年7月24日 八雲 | ||
花は直径約2mm。 | 柱頭は3個、2裂する。緑色の腺体は4個。 | |
2006年8月14日 佐草 | ||
2005年8月6日 八雲 | ||
2003年9月11日 東出雲 | ||
2013年10月17日 果実 美保関 | ||
果実は長さ1.7〜2mm。 | 果実は3稜がある。 | |
果実は3室あり、種子が1個ずつ入る。 | 種子は長さ1〜1.2mm。 | 表面に不明瞭な横しわがある。 |
2012年10月13日 果実 宍道 | 果実は長さ約1.8mm、3稜形。 | |
種子は長さ約1mm。 | ||
2011年11月4日 果実 下東川津 | ||
2004年8月7日 浜佐田 | ||