1年草 北アメリカ原産。東京で最初に見つかり、現在は各地に見られるが、あまり多くない。海岸や河原の乾いた砂地に生え、高さ10〜50cmになる。葉は対生し、長さ1〜3.5cm、幅が2〜4mmの線状披針形で、先端は刺状に短くとがる。葉の表面にはかたくて短い毛があってざらつき、とくに葉の縁の毛は刺状でざらざらする。托葉は左右2個が合着し、上部は刺状の毛があって目立つ。葉腋に白色または淡紅色の小さな花を2〜4個ずつつける。花冠は長さ4〜6mmの筒状で、4裂する。果実は乾果で、長さ3〜4mmの倒卵形。先端に萼が残る。花期は7〜8月。(野に咲く花) 学名は、Hexasepalum teres アカネ科オオフタバムグラ属 |
▼2016年9月15日 大東 | ▼雄しべは4個、柱頭は頭状。 | |
▼花は長さ約6mm。 | ▼花は直径約4mm。 | ▼若い果実、先端に萼が残る。 |
。 | ▼毛状の托葉は長さ約7mm。 | |
▼果実は長さ約4mm、2個の分果。 | ▼毛が密生する。 | ▼果実の先端に4個の萼が残る。 |
▼分果の背面(上)と腹面(下)。 | ▼葉は十字対生につく。 | ▼葉は線形で長さ約3cm、幅4mm。 |
▼表面に短伏毛、縁に刺状の毛がある。 | ▼裏面は脈状に毛が多い。 | |
▼2009年7月11日 蕾 斐川 | ▼果実 | |
▼2007年7月7日 斐川 | ▼托葉は針状。葉には刺状の鋸歯。 | ▼茎にも毛がある。 |
▼葉の裏面中肋にも毛がある。 | ||
▼2016年10月22日 果実 大東 | ▼果実の先端に4個の萼片が残る。 | ▼果実はそう果、長さ約4mm。 |
▼果実には毛が多い。 | ▼乾燥して2個の分果に分かれる。 | |
▼分果の腹面(上)と背面(下)。 | ▼分果の背面、長さ約4mm。 | ▼分果の腹面。 |
▼各分果に種子が1個、長さ約3mm。 | ▼種子の腹面。 | |