オオバノヤエムグラ(大葉の八重葎)

多年草
北海道〜九州の山地の日当たりのよい草地などに生える。茎は4稜形で、稜上に生えた下向き刺でほかのものにからまって長さ1mぐらいになる。葉は4〜6個輪生し、長さ1.5〜2.5cm、幅0.5〜1cmの倒被針形〜楕円形で、先端は急に細くなって短くとがる。表面にはまばらに短毛が生え、縁と裏面の脈上には下向きの刺毛がある。花は黄緑色で直径約1.5mm。花冠は4裂する。分果は直径1.5〜2mmで、曲がった毛が密生する。 花期は7〜9月。(野に咲く花)
学名は、Galium pseudoasprellum
アカネ科ヤエムグラ属



▼2013年7月25日 大東

オオバノヤエムグラ花

オオバノヤエムグラ花

オオバノヤエムグラ花

▼花は直径約1.5mm。▼子房には曲がった毛が密生する。

オオバノヤエムグラ花

オオバノヤエムグラ花

オオバノヤエムグラ花

オオバノヤエムグラ花

オオバノヤエムグラ果実

オオバノヤエムグラ果実

▼果実は長さ約1.5mm。▼カギ状の毛が密生する。

オオバノヤエムグラ果実

オオバノヤエムグラ果実

オオバノヤエムグラ果実

▼葉が5個輪生している。▼葉の裏面脈上に刺が見える。▼下部の広い葉、長さ約1.3cm。

オオバノヤエムグラ葉

オオバノヤエムグラ葉

オオバノヤエムグラ葉

▼葉の縁や表面に毛がある。▼葉の脈上に刺が見える。

オオバノヤエムグラ葉

オオバノヤエムグラ葉

オオバノヤエムグ葉裏面

▼裏面脈上に刺がある。▼葉の先端は急に細まり、芒状に尖る。▼茎に下向きの刺がある。

オオバノヤエムグラ葉裏面

オオバノヤエムグラ葉

オオバノヤエムグラ茎

▼茎の下向きの刺。▼葉腋から分岐した細い花序を出す。

オオバノヤエムグラ茎

オオバノヤエムグラ花序

オオバノヤエムグラ花序

▼葉が4〜6個輪生する。

オオバノヤエムグラ

オオバノヤエムグラ

オオバノヤエムグラ




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