多年草 北海道〜四国の山地の木陰や谷間などに生える。高さ50〜80cm。葉は長い葉柄があり、葉身は三角状腎形で裏面には白い綿毛が密生する。フキの葉にやや似ているが、葉の先がややとがり葉柄に狭い翼があるので見分けがつく。頭花はまわりに雌花、中心部に両性花があり、両性花は結実しない。そう果は放射状に並び、冠毛はなく、先の方に腺体がある。花期は8〜10月。(野に咲く花) 学名は、Adenocaulon himalaicum キク科ノブキ属 |
▼2013年8月17日 八雲 | ▼周囲に雌花、中心部に両性花があり、周囲の雌花のみに果実ができる。 | |
▼頭花は直径約7mm。 | ▼両性花(上)と雌花(下)。 | ▼不稔の両性花と成熟した子房がある雌花。 |
▼両性花の雌しべと雄しべ。 | ▼花筒を開くと、雄しべが合着している。 | ▼雌花、中に花柱が見える。 |
▼花を開くと、花柱と退化した雄しべがある。 | ▼子房の上部に腺毛が生えている。 | |
▼葉身は長さ約11cm。 | ||
▼裏面は綿毛がある。 | ||
2010年11月27日 八雲 | 花柄に腺毛がある。 | 縁にある雌花だけが結実する。 |
▼果実、中心部の両性花は不稔で落ちる。 | ▼果実の上部に腺毛がある。 | |
▼2006年10月9日 八雲 | ||
▼2004年10月3日 八雲 | ▼中心部の両性花は不稔で落ちてしまう。 | ▼果実 |
▼2006年9月2日 八雲 | ▼2005年8月20日 八雲 | |
▼2015年12月2日 完熟した果実 八雲 | ||
▼2015年11月3日 果実 東出雲 | ▼中心部は両性花が落ちた跡。 | |
▼集合果は直径約1.5cm。 | ▼集合果の裏面。 | ▼果実は長さ7〜8mm。 |
▼果実の上半部に腺毛が多い。 | ▼果皮を除くと1個の種子がある。 | |
▼種子は長さ約7mm。 | ▼果柄に腺毛が多い。 | ▼果柄に伏毛と腺毛がある。 |
▼2015年9月19日 果実 八雲 | ||
▼集合果は直径約1.7cm。 | ||
▼1個の果実は長さ約9mm。 | ▼果実の上半部には腺毛がある。 | ▼果実に1個の種子があり、長さ約8mm。 |
▼果柄には腺毛がある。 | ||
▼2005年4月24日 八雲 | ||
▼2007年2月25日 幼葉 八雲 | ||