多年草 北アメリカ原産。明治中期に渡来し、各地に広く帰化している。日当たりのよい芝生や道ばたなどに生え、高さ10〜20cmになる。茎は扁平でごく狭い翼がある。葉は幅2〜3mm。茎の先に細い花柄をだし、小さな花を次々に開く。花は直径約1.5cmで、1日でしぼむ。花被片は紫色または白紫色で、濃い色の筋があり、中心部は黄色。さく果は直径約3mmの球形。熟すと下向きになり、3裂して種子を散らす。花期は5〜6月。(野に咲く花) 学名は、Sisyrinchium rosulatum アヤメ科ニワゼキショウ属 背が高く花は小さいよく似た仲間にオオニワゼキショウがある。オオニワゼキショウとの比較。 |
▼2011年6月9日 花被片が同形。 西忌部 | ▼オオニワゼキショウは花被片3個が異形。 | ▼左がニワゼキショウ、右がオオニワゼキショウ |
▼ニワゼキショウ | ▼オオニワゼキショウ | ▼中央がニワゼキショウ、左右がオオニワゼキショウ |
▼2005年5月21日 宍道 | ||
▼2004年5月2日 佐草 | ▼2003年5月18日 八雲 | |
▼2003年5月24日 浜乃木 | ||
▼2004年5月28日 果実 乃白 | ||
▼2015年6月7日 果実 打出 | 果実は3裂し、種子を出す。 | |
▼裂開する前の果実。 | ▼果実は直径約3mm。 | |
▼種子は長さ0.7〜0.8mm | ▼種子の表面に網目状の凹凸がある。 | |
▼2012年6月23日 果実 八雲 | ▼果実は3裂し、種子を出す。 | |
▼種子はいびつで、多数の凹みがある。 | ||
▼2007年2月25日 ニワゼキショウかオオニワゼキショウかは不明。 八雲 | ||