越年または1年草 アフガニスタン原産。日本各地で野菜として栽培される。オランダを通りイギリスへと西方へ伝来しながら改良が行われた西洋系と、中国を経て東方へ伝わった東洋系の2種類に分類される。茎は、根から数本直立して伸上部で分岐する。葉は、羽状複葉で細かく切れ込む。花は、茎頂に白い小花を密に付ける。花期は6〜7月。 学名は、Daucus carota セリ科ニンジン属 |
元耕作地のようなので、これは栽培種の野生化したものだろう。 | ||
2018年6月14日 八雲 | 外側の花弁が大きくなる。 | 花は直径約4mm。 |
花序は直径約15cm。総苞がある。 | 小総苞がある。 | 上部の葉。 |
下部の葉は長さ約40cm。 | 茎には毛が密生する。 | 蕾 |
2018年8月13日 果実 八雲 | 花柄、小花柄とも湾曲し、鳥の巣状になる。 | |
果実は刺を含めて長さ約6.5mm。 | 果実は2個の分果からなる。 | 果実の先端に2個の花柱が残る。 |
分果の背面と腹面(下)。 | 分果の腹面。 | |
2018年7月31日 若い果実 八雲 | 花柄、小花柄とも湾曲し、鳥の巣状になる。 | |
果実には刺が密生する。 | 果実は刺を含めて長さ約7mm。 | |
果実の反対側。 | 果実は2個の分果からなる。 | 果実の先端に2個の柱頭が残る。 |
耕地が近いので、これは栽培種の逸出かもしれない。 | ||
2015年6月13日 八雲 | まだ花が開ききっていない。 | |
2011年6月18日 玉湯 | ||
2010年6月16日 植栽 玉湯 | ||