ナツエビネ(夏海老根)

多年草
本州〜九州の沢沿いの林床に生える。葉は3〜5枚で長楕円形、長さ10〜30cm、幅3〜6cmで先は尖る。表面は少し白みを帯びた緑色で、縦皺が多い。花茎の高さ20〜40cm。花は淡紫色で10〜20個つける。花穂は蕾の時、重そうに下を向いている。萼片は長さ1.3〜1.8cm、卵形で先が尖り、花時には3枚がそり返る。側花弁は細く弓状に曲がる。唇弁は心状広卵形、長さ約1.5cmで3裂し、側裂片は腎形、中裂片は大きく、縁は細かい波状になって尖る。花期は7〜8月。(広島の山野草)
学名は、Calanthe puberula
ラン科エビネ属



▼2007年8月19日 美保関

ナツエビネ

ナツエビネ

ナツエビネ

ナツエビネ

ナツエビネ




▼2006年8月19日 美保関

ナツエビネ

ナツエビネ

ナツエビネ

ナツエビネ

ナツエビネ

▼2015年7月29日 蕾 島根

ナツエビネ蕾

ナツエビネ蕾

ナツエビネ蕾

ナツエビネ

ナツエビネ


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑