1〜越年草 北海道〜九州の山地の道路沿いや林縁に生える。茎には稜がありやや太く、長さ1〜2m、よく分枝する。葉は軟かく2〜3回3出複葉、小葉は深く3裂し、ほぼ倒卵形。花は花序に多数つき、濃い黄色で花弁に紫色が入る。距は少し曲がるか水平。苞は細く幅2〜5mm。さく果は線状倒披針形で幅2〜2.5mm、多数ぶら下がってつく。種子は1列に並ぶ。別名ナガミノツルキケマン。花期は8〜10月。(広島の山野草) 学名は、Corydalis raddeana ケシ科キケマン属 関東、中部地方にはツルケマンがあり、種子が2列に並ぶ。 |
2012年9月12日 八雲 | ||
花は長さ約2cm。 | 花柄上部に長さ約3mmの鱗片状の萼がある。 | |
果実は長さ約1.6cm。 | 種子は1列に並ぶ。 | 種子は直径約2mm。エライオソームがつく。 |
花柄の基部に苞がつく。 | 苞は卵形で全縁。 | 長い花序に花がまばらにつく。 |
葉は3回3出複葉。 | ||
小葉は3深裂する。 | 茎には稜がある。 | |
花は長い花序に総状につく。 | ||
2012年9月24日 八雲 | 蕾の花序。 | |
花柄の上部に鱗片状の萼がある。 | 果実は曲がらず、くびれもない。 | |
果実は長さ約2cm。 | ||
種子は直径約2mm、種枕がつく。 | 熟すと果皮がめくれて種子を飛ばす。 | 茎には4稜がある。 |
茎は長いものは170cm以上ある。 | ||
2018年11月10日 果実 八雲 | ||
果実は長さ1〜1.2cm。 | 種子は直径約2mm。 | |
種子には種枕がつく。 | 種子は直径約2mm。 | |
2012年10月25日 果実 八雲 | ||
熟すと、果皮が巻き上がり種子を飛ばす。 | 巻き上がった果皮。 | |
種子は直径約2mm、円滑、白い種枕がつく。 | ||
2006年11月5日 雲南市 | 苞葉は全縁 | |
果実 | ||