ナガエツルノゲイトウ(長柄蔓野鶏頭)

多年草
南米原産。湖沼や河川、水路、水田などに生育する抽水〜湿性植物。茎は長さ1m以上で中空、水中や地上を分枝しながら這う。先端が立ち上がり群落を形成する。葉は対生、短い葉柄があり、葉身は倒卵形〜倒披針形、長さ2.5〜7cm、幅0.7〜2.5cm、細かい鋸歯がある。葉腋から長さ1〜4cmの柄を伸ばし、先端に径約1.5cm、白色の頭状花序をつける。結実は見ない。近縁種からは花柄があることで識別できる。やや乾燥した場所も含めて幅広い環境で生育可能だが水湿地では特に旺盛な繁殖力を示す。植物体断片からの再生力も強く、いったん侵入・定着すると根絶は容易ではない。花期は5〜10月。(日本の水草)
学名は、Alternanthera philoxeroides
ヒユ科ツルノゲイトウ属



▼2023年10月2日 玉湯▼花柄が約1.7cmある。

ナガエツルノゲイトウ花

ナガエツルノゲイトウ花

ナガエツルノゲイトウ花

▼葉は対生する。▼葉は長さ約5.5cm。▼表面に毛が密生し、細かな鋸歯がある。

ナガエツルノゲイトウ

ナガエツルノゲイトウ

ナガエツルノゲイトウ

▼茎に毛がある。▼茎は中空

ナガエツルノゲイトウ

ナガエツルノゲイトウ

ナガエツルノゲイトウ

ナガエツルノゲイトウ

▼2023年10月16日 玉湯▼節から発根し増える。東の砂浜にも広がっている。

ナガエツルノゲイトウ花

ナガエツルノゲイトウ

ナガエツルノゲイトウ





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