越年草 本州〜九州の山地に生える粗大な越年草で茎は高さ1m以上に達し全体に刺状の剛毛がある。葉は下部のものは羽状となり翼のある柄がある。羽片は長さ6〜15cmで鋸歯があり、下方のものは小型。頭状花序は長さ2〜3cmで基部に0.5〜2cmの線形の苞がある。鱗片はくさび形で背に短毛があり長さ5〜8mm、先に剛毛のある長さ4〜7mmの刺針がある。花冠は長さ5〜6mmで先は4裂し、雄ずいは4本。そう果は長さ約6mmで上半にわずかに毛があり8肋がある。花期は8〜9月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Dipsacus japonicus スイカズラ科ナベナ属 |
▼2018年8月27日 植栽 大庭 | ▼花冠の先は4裂し、雄しべが4個ある。 | |
▼花床には先端が刺針になった鱗片がある。 | ▼若い果実。刺針のある鱗片が目立つ。 | |
▼葉は羽状に深裂する。 | ||
▼茎には剛毛がある。 | ||