モウソウチク(孟宗竹)


中国原産。北海道南部〜九州まで、各地で広く栽培されている。日本で見られるタケ類のなかでもっとも大きく、条件がよければ高さ25m、稈の直径25cmに達する。若い稈面は粉白色を帯びる。節間は長さは20〜25cmで、マダケなどに比べて明らかに短い。上部の節から太さの違う枝を2個ずつだす。枝の出る節の隆起は2輪状、枝のでていない節の隆起は1輪状。この性質はタケ類のなかでも本種だけに見られる。葉身は長さ6〜10cm、幅8〜10mm。マダケより小さい。裏面は基部付近に細毛があるほかは無毛。葉舌はよく発達し、長さ2〜3mmの山形。肩毛は発達が悪く、でない場合も多いが、ある場合は少数が枝に平行してでる。葉鞘に細毛がある。(樹に咲く花)
学名は、Phyllostachys edulis
イネ科マダケ属



▼2009年2月15日 玉湯▼肩毛は無いようだ。

モウソウチク

モウソウチク

モウソウチク

▼枝のでていない節の隆起は1輪状。

モウソウチク

モウソウチク

モウソウチク




▼2009年4月19日 竹の子 宍道

モウソウチク

モウソウチク



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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