モミジバフウ(紅葉葉楓)

落葉高木
北米中南部〜中米原産。高さ20mほどになる。大きなものは高さ40mにもなる。樹皮は灰色。老木では黒褐色になり、縦に裂け目が入る。枝は無毛。楕円形の皮目が多く、コルク質が発達し、翼状にはりだす。葉は互生。葉身は14〜22cm、幅9〜15cmで、掌状に5〜7中裂し、掌状の5個の脈が目立つ。ふちには不ぞろいの細かい鋸歯がある。表面は無毛。裏面の主脈の基部には黄褐色の毛叢がある。葉柄は長さ4〜12cm。晩秋、きれいに紅葉する。雌雄同株。葉の展開と同時に開花する。雄花と雌花は別々に頭状花序を作る。雄花序は総状に集まってつき、雌花序は1個が垂れ下がる。花には花弁はない。果実はさく果が多数集まった集合果で、直径3〜4cmの球形。さび色に熟す。花柱が刺状になって残り、クリのいがのように見える。果実には翼があり、楕円形で長さ6〜8mm。別名 アメリカフウ。花期は4月。
冬芽は長さ7〜11mmの卵形〜長卵形。芽鱗は6〜10個、赤褐色で光沢がある。葉痕は半円形〜腎臓形で隆起する。維管束痕は大きく3個。(樹に咲く花)
学名は、Liquidambar styraciflua
フウ科フウ属



▼2010年6月20日 植栽 風土記の丘

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ




▼2017年7月27日  街路樹 平成▼葉柄の基部に1対の托葉痕がある。

モミジバフウ葉

モミジバフウ托葉痕

モミジバフウ短枝

モミジバフウ冬芽

モミジバフウ樹皮

モミジバフウ

▼2011年5月7日  植栽 西谷▼主脈基部に毛叢がある。

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

▼枝にコルク質が翼状に張り出す。▼葉柄基部に托葉がある。

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

▼2010年11月17日 紅葉した葉。 西谷

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

▼冬芽は赤褐色。

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ


▼2011年11月9日 街路樹 平成▼不ぞろいの細かい鋸歯がある。

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

▼主脈基部に毛がある。▼果実。▼枝に翼がある。

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ

モミジバフウ



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