ミヤマカタバミ(深山片喰)

多年草
本州〜九州の山地の木陰などに生える。根茎は太く、分枝しない。葉は全て根生して長い柄があり、3小葉からなる。3小葉は基部に関節があり、開く前には内側にたたみ込まれている。小葉は倒心形で長さ1〜2.5cmで、先端は切形で中央が凹み、角は鈍端。葉柄、葉の裏面、花柄に軟毛が密生する。7cmほどの花柄の先に花を1個つける。花は直径3〜4cm、白色で淡い紫色の筋がある。花弁は5個。雄しべは10個、うち5個は短い。柱頭は5裂。果実はさく果、長さ約2cmの楕円形。中に数個の種子があり、白い外皮に包まれ、熟すとはじき出される。花期は3〜4月
学名は、Oxalis griffithii
カタバミ科カタバミ属



▼2010年3月20日 玉湯

ミヤマカタバミ花

ミヤマカタバミ

▼2005年5月5日 大山 花茎の中間に苞葉がある。▼小葉の基部に関節があり内側に折りたたまれる。

ミヤマカタバミ花柄

ミヤマカタバミ葉

▼2005年4月10日 川原2003年10月18日 上東川津▼2007年4月8日 枕木

ミヤマカタバミ花

ミヤマカタバミ葉

ミヤマカタバミ花

▼2005年4月2日 八雲▼2004年4月3日 楽山公園

ミヤマカタバミ花

ミヤマカタバミ花

▼2004年3月13日 法吉真山▼2004年3月27日 城山公園

ミヤマカタバミ花

ミヤマカタバミ花



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑