多年草 北海道〜九州の野原や山足の湿地に生える。茎は高さ50〜100cm。無毛。葉は対生し、広披針形でほとんど柄はなく、長さ2〜6cm、幅6〜15mm、基部はあまり茎を抱かない。花は苞葉の腋に1〜3個ずつつき、柄はごく短く、萼筒は長さ5〜8mm、12本の肋があり、萼歯は6個、3角形。萼歯の間には針状の開出した付属体がある。花弁は6個、紅紫色で長さ6〜7mm。雄ずいは12本あり、花によって長短3形がある。苞は広披針形〜長楕円形、ふちにだけ毛状突起がある。花期は7〜8月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Lythrum anceps ミソハギ科ミソハギ属 似た仲間にエゾミソハギやメミソハギがある。 |
▼2018年8月27日 八雲 | ▼花は直径約1.4cm。 | |
▼萼片は花が終わると内側に折り畳まれる。 | ▼線形の萼の付属片が平開する。 | |
▼2007年7月7日 斐川 | ▼萼の付属片は平開し、無毛。 | |
▼短い葉柄があり、茎を抱かない。 | ||
▼2010年8月4日 美保関 | ||
▼2013年10月21日 果実 玉湯 | ▼萼の付属片は平開する。 | |
▼萼筒の中に果実がある。 | ||
▼果実は長さ約4.5mm。 | ▼種子は長さ約1.2mm。 | |