メリケンムグラ(米利堅葎)

1年草
北アメリカ原産。1969年に岡山県で見いだされ、現在では東海・近畿以西に分布し、やや湿った場所に生じ、ときに水田畦畔にも発生する。茎は基部で四方に分岐して横に広がり、マット状を呈する。葉は広線形で対生し、表面は濃い緑色でやや革質、ほぼ無毛。托葉は合着して膜状、縁は刺状に深裂する。花は葉腋につき、白色の筒形で先端4裂する。花期は夏。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Diodia virginiana
アカネ科オオフタバムグラ属



▼2015年7月2日 鹿島▼砂浜に分布を広げてきた。▼海岸砂浜に1本だけあった。

メリケンムグラ花

メリケンムグラ

メリケンムグラ

▼2013年6月27日 西嫁島▼花は直径約1.3cm。

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

▼花冠の縦断面。▼若い果実。先端に萼片が残る。

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

メリケンムグラ果実

▼果実は長さ約1cm。▼果実は2分果からなる。▼茎は4稜があり稜上に長毛がある。

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ茎

メリケンムグラ

メリケンムグラ




▼2012年9月11日 玉湯

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花序

▼花は長さ約1.5cm、筒部が長い。▼花冠裂片は長さ約8mm。▼若い果実。

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

メリケンムグラ果実

▼若い果実。毛が密生する。▼果実は長さ約8mm。萼片が残る。▼果実の横断面。果実は2分果

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ果実

▼葉は無柄、長さ約3cm。▼葉の縁には細かな鋸歯がある。

メリケンムグラ葉

メリケンムグラ葉

メリケンムグラ葉裏面

▼茎の稜上に長毛がある。

メリケンムグラ葉裏面

メリケンムグラ茎

メリケンムグラ

メリケンムグラ

▼2012年7月8日 大東▼花の下半部は細い筒状になる。

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

メリケンムグラ

▼山の上の林道にまで広がっている。

メリケンムグラ

▼2011年7月2日 玉湯▼雌しべと雄しべ4本。▼雌しべの柱頭は深く2裂する。

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

▼花筒は細く、長い。▼表面はまばらに毛がある程度。

メリケンムグラ花

メリケンムグラ葉

メリケンムグラ葉

▼葉の縁は毛状の細鋸歯がある。裏面は無毛。▼托葉は膜状、先端が刺状に裂ける。

メリケンムグラ葉裏面

メリケンムグラ托葉

メリケンムグラ托葉

▼茎に4稜があり、稜に下向きの長毛がある。

メリケンムグラ茎

メリケンムグラ

メリケンムグラ

メリケンムグラ

メリケンムグラ

▼2010年10月11日 西嫁島

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

メリケンムグラ花

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ

メリケンムグラ

▼2012年11月3日 果実 宍道▼果実には2個の萼片が残る。

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ果実

▼果実は長さ約9mm。若い果実と熟した果実。▼果実の横断面。▼種子はコルク質に囲まれている。

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ果実

▼果実は2分果。▼果実の縦断面。▼種子は長さ約6mm。

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ果実

メリケンムグラ種子

メリケンムグラ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑
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