メキシコハナヤナギ(墨西哥花柳)

常緑小低木
メキシコ〜グアテマラの原産。樹高は50cm程度。茎は一度横に這ってから立ち上がる。茎に軟毛が密生し、 新梢部は緑色~淡紫赤色で充実してくると木化し茶褐色となる。葉は細い楕円形で、長さ10~25mm、幅5mmほどで、先が尖る。葉の表面は濃い緑色で全縁。葉腋から10~15mmの花柄を1または2本出して、径3mmほどの花筒状の先に径10mmほどの花冠をつける。花は6弁花で長さ4~5mmの楕円形で花弁の真ん中が濃い紅紫色をしている。萼筒は稜がある。原産地では周年開花が見られる。果実はさく果。別名クフェア。花期は6〜11月。
ネット上で別名がクサミソハギとされているが、クサミソハギは1年生草本で、同属の別種である。属名のクフェアと呼ばれることからの混乱と思われる。
学名は、Cuphea hyssopifolia
ミソハギ科ハナヤナギ属



▼2019年5月30日 植栽 玉湯▼萼の基部が少し膨らむ。

メキシコハナヤナギ花

メキシコハナヤナギ花

メキシコハナヤナギ萼

▼花後の萼、萼には稜がある。▼萼に紫色の筋が入る。

メキシコハナヤナギ萼

メキシコハナヤナギ萼

メキシコハナヤナギ




▼2019年5月27日 植栽 玉湯

メキシコハナヤナギ花

メキシコハナヤナギ花

メキシコハナヤナギ花

▼蕾▼葉は対生する。

メキシコハナヤナギ蕾

メキシコハナヤナギ

メキシコハナヤナギ葉

メキシコハナヤナギ葉

メキシコハナヤナギ

メキシコハナヤナギ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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