1年草 オーストラリア原産。路傍や空き地などに生える。茎の下部は平伏、途中から斜上して高さ5〜20cmになり、長軟毛がある。葉は互生し、倒披針形で2回羽状に深〜全裂し、先は鋭形、まばらに毛がある。頭花は5〜10cmの柄の先に単生し、径5〜8mm。総苞は円盤状で、総苞片は1列、広長楕円形で先は円頭、中央部は緑色で周囲は白色膜質となる。周辺花は雌性で花冠がなく、雌蕊が裸出。中心花は両性(または機能的に雄性)の筒状花で、花冠は黄白色で先が4裂する。周辺花のそう果は有柄、扁平な楕円形で翼があり、毛を散生し、冠毛はない。中心花のそう果は翼、散毛を欠く。花期は周年。(日本の野生植物) 学名は、Cotula australis キク科タカサゴトキンソウ属 |
▼2015年3月30日 千鳥 | ▼若い果実。 | ▼花柄の先に頭花をつける。 |
▼2013年11月5日 西忌部 | ▼若い果実。 | |
▼開花前の頭花は直径約4mm。 | ▼頭花の周囲に雌性花、中に両性花がある。 | |
▼両性花(上)、雌性花(下)。 | ▼葉は葉柄を含めて長さ約5cm。 | |
▼長い軟毛がある。 | ||
▼2013年3月7日 殿町 | ||
▼頭花は直径約4mm。 | ||
▼周辺(上)に雌花、内側に両性花がある。 | ▼周辺(左右)に雌花、中に両性花がある。 | |
▼雌花(右)と両性花(左)。 | ▼両性花(上、2個)、雌花(下)。 | ▼総苞 |
▼葉の表面。 | ▼葉の裏面に毛が多い。 | ▼茎に毛がある |
▼2011年3月5日 殿町 | ||
▼軟毛がある。 | ||
▼2008年11月15日 殿町 | ||
▼長い軟毛がある。 | ||
▼2022年5月29日 佐草 | ||
▼水田畦に密生している。 | ||
▼2013年4月29日 果実 千鳥 | ||
▼周囲に翼のある雌花の果実、内側に楕円形の両性花の果実がある。 | ▼両性花の果実(左)は長さ約0.85mm、雌花の果実(右)は約1.15mm。 | |
▼頭花は長い花柄の先につく。 | ||
▼2013年3月11日 果実 千鳥 | ▼内側が両性花の果実、周囲が雌花の果実。 | ▼雌性花の果実(上)、両性花の果実(下) |
▼雌性花の果実(左)約1.2mm、両性花の果実(右)約0.9mm。 | ▼雌性花の果実、周辺に翼がある。 | |
▼両性花の果実。 | ▼両性花の果実にも狭い翼がある。 | |
2012年5月7日 果実 千鳥 | 外側には、周りに翼のある雌性花の果実、内側には楕円形の両性花の果実がある。 | |
▼雌性花の果実が数個残っている。 | ▼翼のある雌性花の果実は、長さ約1.2mm。 | ▼果実期の総苞の直径約5mm。 |
▼茎には長い軟毛がある。 | ▼葉は線形に切れ込む。 | |
▼2006年10月31日 殿町 | ▼長い軟毛がある。 | |
▼2004年9月18日 殿町 | ||
▼2023年2月16日 千鳥町 | 葉柄に軟毛が密生する。 | |
▼右はメリケントキンソウ | ||