多年草 北海道、本州(山陰・北陸・奥羽地方)のやや乾いた山地に生える。茎は方形で高さ50〜150cm、上方で分枝し稜の上にごく細かい毛がある。葉は1〜3cmの柄があり葉身は広卵形で長さ6〜15cm、幅3〜7.5cm、質薄く、表面はまばらに毛があり、裏面は網状に脈が浮き出し腺点がある。花はまばらな大形の円錐花序を作って多数生じ、萼は5裂して細毛があり長さ約2.5mm(果時には長さ3〜3.5mm)。花冠は暗紫色で長さ5〜6mm、上唇は直立して4裂、下唇は舟形。分果は倒卵円形で長さ1.5mm、白毛がある。 花期は8〜9月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Isodon trichocarpus シソ科ヤマハッカ属 |
▼2014年9月27日 八雲 | ||
▼2013年10月1日 八雲 | ||
▼花は長さ約4.5mm。 | ▼上唇は4裂する。 | |
v萼には細毛がある。 | ▼萼の中に4分果がある。 | |
▼萼は直径約3mm。 | ▼4個の分果がある。 | |
▼分果は長さ約1.3mm。 | ▼分果の表面に白毛がある。 | |
▼葉身は長さ約7.5cm、先は尖る。 | ||
▼脈上に縮れた毛と、葉面に疎らに毛がある。 | ▼裏面の脈上に短毛がある。 | |
▼裏面には腺点がある。 | ▼茎の稜上に下向きの細毛がある。 | |
▼2018年9月18日 八雲 | ||
▼2007年9月23日 大山滝 | ||