落葉低木 中部地方以西〜九州の山地の岩場に生える。高さ2〜5mになる。葉は互生。葉身は長さ6〜12cm、幅3〜9cmの卵円形〜円形。基部はハート形で、ふちには先端が芒状になった浅い鋸歯がある。表面は無毛。裏面はやや白っぽく、白い長毛が散生し、脈上には多い。葉が展開する前に開花する。花序は長さ3〜4cmで、黄色の花が4〜5個つく。花は長さ約1cm。雄しべは花弁とほぼ同長、葯は暗赤色。花序の軸や萼は無毛。果実はさく果。直径7〜8mmの広倒卵形、花柱が角状に残る。種子は黒色で光沢がある。花期は3〜4月。 冬芽は長さ8〜12mmの楕円形。芽鱗は2個。(樹に咲く花) 学名は、Corylopsis gotoana マンサク科トサミズキ属 |
▼2003年6月29日 植栽 斐川 | ||