多年草 ヨーロッパ原産。日当たりのよい畑地、道ばた、原野など日本全土に帰化する。茎は細長く高さ50cm〜100cm位あって直立する。葉は線形で先は次第に尖り、長さ5〜20cm、幅は4〜7mm、両面ともざらつき、葉舌は高さ3〜5mmで目立つ。円錐花序は直立し長さ10〜20cm。花序の枝は輪生し、やや密に緑色あるいは紫色を帯びた小穂をつける。小穂は長さ2〜2.5mmで1小花からなる。穎果は紡錘形で淡褐色。種子、地下茎及び匍匐茎で繁殖する。花期は5〜6月。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Agrostis gigantea イネ科ヌカボ属 |
▼2020年6月16日 長海 | ||
▼多数の花序の枝を輪生状に出す。 | ▼枝に上向きの刺がある。 | |
▼花序は長さ約23cm。 | ▼小穂は長さ約2.5mm。 | ▼小穂に小花は1個のみある。 |
▼透明な護穎。 | ▼内穎(左)がある。 | ▼葉鞘は無毛。 |
▼葉舌は大きい。 | ||
▼2017年7月18日 大東 | ▼果実は既に全て落ちていた。 | ▼花序は長さ約17cm。 |
▼小穂は長さ約2.5mm。 | ▼第1苞穎と第2苞穎はほぼ同長。 | ▼第1苞穎の背には刺がある。 |
▼第2苞穎の先端にわずかに刺がある。 | ▼小穂は1小花からなる。 | ▼小花の護穎と内穎。 |
▼花柄、花序枝に小刺がある。 | ▼各節に3〜6個の花序枝を輪生する。 | |
▼葉舌は膜質で長い。 | ||
▼2011年8月3日 西長江 | ||
▼2009年6月14日 宍道 | ▼各節に3〜6本の枝を輪生する。 | |
▼小穂は2〜3mm、1小花がある。 | ||
▼小穂は長さ約2.2mm。 | ||
▼小穂には1小花がある。 | ▼小花の護穎と内穎。 | ▼内穎が護穎の半長程度と短い。 |
▼内穎が短いものもあるが、半長以上ある。 | ||