コミノネズミモチ（小実鼠黐）

半落葉低木 中国、タイワン、ベトナムの原産。高さ2〜7ｍになる。若枝は有毛。葉身長さ2〜7cm、最大幅は中央〜基部より。葉柄2〜8mm。イボタノキに比べ、葉は通常小型で丸みがあり、葉柄が長い。葉先は普通鈍いか凹む。両面とも薄く毛があるか無毛。枝先に円錐花序を出し小さな白い花を多数咲かせる。花冠は筒状漏斗形で４裂。雄しべは花冠裂片とほぼ同長で、花冠から飛び出す。果実は直径5〜8mm、黒く熟し、光沢はない。花期は5〜6月。別名シナイボタ、トウイボタ、チャイニーズ・プリベット コミノネズミモチという名前はサイト上はあまりないが、「BG Plants 和名−学名インデックス」によると和名がコミノネズミモチとなっている。 学名は、Ligustrum sinense モクセイ科イボタノキ属 参考サイト　中国植物誌 セイヨウイボタ（Ligustrum vulgare）は葯が黄色で、果実は直径６〜８mmの黒色の球形で光沢がある。

▼2011年6月18日　西忌部	▼葯はピンク〜紫色。

▼2011年6月9日　蕾　西忌部
▼葉身は長さ約5cm、先端が凹む。	▼葉柄は長さ約4mm。
▼2010年12月4日　果実　西忌部
▼2013年3月4日　萎んだ果実　西忌部	▼種子は長さ約5mm。
▼種子の表面。
▼2011年9月14日　若い果実　西忌部
▼2011年4月6日　冬芽　西忌部		▼冬芽と葉痕。

▼2019年9月9日　殿	▼葉先は鈍頭で凹む。	▼葉身は長さ約5.5cm、葉柄は約5mm。
	▼裏面の脈上に毛がある。	▼若い枝には短毛が密生する。
▼葉は平面的につく。
▼2011年6月15日　植裁　乃木福富	▼円錐花序となる。
	▼葉先は丸く、或は凹む。
▼2011年6月13日　植裁　乃木福富		▼花筒は短い。

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