1年草 熱帯アメリカ原産。園芸種として栽培されたものが逸出している。茎は高さ40〜60cm、無毛または硬い毛を散生する。葉は対生、濃緑色、下部のものは長い柄があり、三角状卵形、2回羽状に深裂、両面とも無毛。中・上部のものは、無柄、1〜2回羽状に深裂。頭状花は橙色、直径5〜6cm、8個の舌状花と多数の筒状花よりなる。舌状花は無性、筒状花は両性で花床に鱗片がある。果実はそう果、長いくちばしの先に開出した2個の刺がある。花期は夏〜秋。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Cosmos sulphureus キク科コスモス属 |
▼2009年9月5日 西忌部 | ▼中央の筒状花が立ち上がる。 | |
▼2015年10月29日 果実 八雲 | ▼果実の先端に2本の冠毛がある。 | ▼若い果実、冠毛は取れやすい。 |
▼開出した集合果は直径約5cm。 | ▼果実は長さ16〜21mm、長い嘴がある。 | |
▼鱗片と果実。 | ▼嘴の先端に2本の冠毛がある。 | ▼冠毛には下向きの刺がある。 |
▼嘴には上向きの毛がある。 | ▼果実には上向きの毛がある。 | ▼果実の横断面、4稜があり、面に溝がある。 |
▼花は直径約4.5cm。 | ||
▼舌状花には雌しべも雄しべもない。 | ||
▼筒状花は両性。 | ▼筒状花と鱗片。 | ▼筒状花は長さ約9.5mm。 |
▼子房の上端に2個の冠毛がある。 | ▼筒状花の5裂した花冠と柱頭、葯筒。 | ▼筒状花を開いてみた。 |
▼雄しべの花糸に毛がある。 | ||