キバナアキギリ（黄花秋桐）

多年草 本州〜九州の低い山地の木陰などに生える。高さ20〜40cm。葉は対生し、長さ5〜10cm、幅4〜7cmの三角状ほこ形。茎の先に花穂をだし、長さ2.5〜3.5cmの淡黄色の唇形花を数段つける。花期は8〜10月。（野に咲く花） 学名は、Salvia nipponica シソ科アキギリ属 　花筒の内部の基部近くに環状に毛がある。アキギリは花筒の内面ほぼ全体に毛がある。（原色日本植物図鑑）

▼2014年10月4日　東持田		▼萼は2裂し、下唇はさらに浅く2裂する。
▼花は長さ約3.5cm。	▼上唇の中に雌しべや雄しべがある。	▼1対の雄しべの下部に 紫色の仮雄しべが1対ついている。
▼雄しべと仮雄しべ。	▼仮雄しべ。	▼2個の仮雄しべは先端が合着している。
	▼完全雄しべの花粉を出す葯。	▼萼は長さ約1.5cm。
▼萼の中に4分果がある。	▼若い分果は長さ約2.5mm。（変色している。）
	▼葉は対生する。

▼2010年10月13日　西忌部	▼完全な葯は上唇につく。	▼下部の紫色の葯は退化した葯。
▼萼の下唇は浅く裂ける。
▼2003年10月12日　宍道
▼2007年9月22日　八雲
▼2006年9月24日　宍道		▼葉は基部が張りだし鉾型になる。
	▼葉は対生する。
▼2005年9月25日　宍道	▼2004年10月3日　八雲
▼2014年10月28日　果実　西忌部	▼果実が熟す頃、萼は黒褐色になる。	▼萼は長さ約1cm。
▼3個の分果が入っていた。	▼分果は長さ約2.5mm。	▼表面に数本の線状の模様がある。
▼2011年11月4日　果実　大海崎	▼果柄の基部に苞葉がある。
▼萼内の基部に4分果がある。	▼萼を半分取り除いた。
▼2010年12月1日　果実　東生馬
	▼萼の下唇は小さく、浅く裂ける。

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑へ