ケブカアレチヌスビトハギ(毛深荒地盗人萩)

1年草
北アメリカ原産。比較的近年入ってきた帰化植物で、西の地方に多いが、東京湾の埋立地などにも見られる。茎は高さ1mほどで、開出毛が多い。葉は3小葉からなり、小葉は長さ5〜8cm、幅2〜4cmで両面に伏毛が密生する。花は帯青紫色で、長さ7〜8mmとヌスビトハギよりやや大きい。夕方にはしぼんで赤くなる。果実は5〜6個の小節果からなり、少節果は長さ約7mm。節果のくびれが深くない。かぎ状の毛がある。花期は7〜9月。(野に咲く花)
学名は、Desmodium perplexum
マメ科ヌスビトハギ属
アレチヌスビトハギには、
 アレチヌスビトハギ    Desmodium paniculatum 茎が無毛、軟毛
 ケブカアレチヌスビトハギ Desmodium dillenii(D. perplexum) 茎に開出毛
の2型があるとされる。(グリーンデータブックあいち)
似た仲間



▼2011年9月28日 乃木福富

ケブカアレチヌスビトハギ花

ケブカアレチヌスビトハギ花

ケブカアレチヌスビトハギ果実

▼葉柄基部の托葉。茎に開出毛が密生する。

ケブカアレチヌスビトハギ花序

ケブカアレチヌスビトハギ葉

ケブカアレチヌスビトハギ茎托葉

ケブカアレチヌスビトハギ




▼2010年9月18日 大庭

ケブカアレチヌスビトハギ花

ケブカアレチヌスビトハギ花

ケブカアレチヌスビトハギ果実

ケブカアレチヌスビトハギ花序

ケブカアレチヌスビトハギ葉

ケブカアレチヌスビトハギ葉裏面

▼茎に開出毛が密生する。

ケブカアレチヌスビトハギ茎托葉

ケブカアレチヌスビトハギ

ケブカアレチヌスビトハギ

▼2010年9月218日 蕾 乃木福富

ケブカアレチヌスビトハギ蕾

ケブカアレチヌスビトハギ

▼2005年9月25日 乃木福富

ケブカアレチヌスビトハギ花後

ケブカアレチヌスビトハギ果実

ケブカアレチヌスビトハギ葉

ケブカアレチヌスビトハギ

▼2006年9月24日 乃木福富

ケブカアレチヌスビトハギ花後

ケブカアレチヌスビトハギ葉

ケブカアレチヌスビトハギ葉

▼茎に開出毛が密生する。

ケブカアレチヌスビトハギ葉裏面

ケブカアレチヌスビトハギ茎

ケブカアレチヌスビトハギ

▼2019年9月9日 佐草▼若い果実。

ケブカアレチヌスビトハギ花

ケブカアレチヌスビトハギ果実

ケブカアレチヌスビトハギ

▼葉は3出複葉。

ケブカアレチヌスビトハギ葉

ケブカアレチヌスビトハギ

ケブカアレチヌスビトハギ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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