ケアリタソウ(毛有田草)

1年草
南アメリカ原産。大正時代からふえはじめ、市街地の道ばたや荒れ地などに多い。高さ0.6〜1mになり、全体に特有のにおいがする。葉は互生し、長さ3〜10cmの長楕円形で粗い鋸歯がある。裏面には淡黄色の腺点が多い。枝先に緑色の花穂を円錐状に多数つける。花穂には葉状の包があり、両性花と雌花が混じってつく。花期は7〜11月。(野に咲く花)
学名は、Dysphania ambrosioides
ヒユ科アリタソウ属
茎や葉に毛がほとんど無いものをアリタソウとし、茎や葉に毛が多いものをケアリタソウとする考えもあったが、毛の状態は連続的であり現在では分けないようだ。YListでは、ケアリタソウをアリタソウの別名としている。
類似のアメリカアリタソウは葉の切れ込みが深く、花穂は長く伸び包葉が小さく目につかない。



▼2011年10月26日 宍道▼白いのは雄しべの葯。

ケアリタソウ花

ケアリタソウ花

ケアリタソウ葉

▼葉裏は腺点が多い。

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ葉裏面

ケアリタソウ茎

ケアリタソウ




▼2009年9月5日 玉湯

ケアリタソウ花

ケアリタソウ花

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ葉裏面

ケアリタソウ葉裏面

ケアリタソウ茎

ケアリタソウ花序

ケアリタソウ

▼2004年11月6日 鹿島

ケアリタソウ花序

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ花序

ケアリタソウ茎

ケアリタソウ

▼2004年11月6日 鹿島

ケアリタソウ果序

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ茎

ケアリタソウ

▼2012年7月31日 横手林道▼不揃いな鋸歯がある。

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ葉

▼裏面脈上に毛があり、黄色い腺点が多い。▼茎の稜上に毛が多い。

ケアリタソウ葉裏面

ケアリタソウ葉裏面

ケアリタソウ茎

ケアリタソウ

▼2010年6月30日 玉湯

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ葉

ケアリタソウ葉裏面

▼幼株

ケアリタソウ茎

ケアリタソウ芽生え



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