多年草 北海道〜沖縄の河原や海岸の砂地などに生え、高さ0.3〜1m。茎の下部は木質化する。花のつかない茎は短く、先端にロゼット状に葉をつける。ロゼット状の葉は長い柄があり、葉身は2回羽状に全裂し、終裂片は糸状で、多くは両面に灰白色の絹毛が密生し、白っぽく見える。花茎の葉はふつう無毛で、1〜2回羽状に全裂し、終裂片は糸状。頭花は円錐状に多数つき、直径1.5〜2mmの球形〜卵形。両性花は結実しない。花期は9〜10月。(野に咲く花) 学名は、Artemisia capillaris キク科ヨモギ属 |
▼2014年9月18日 島根 | ||
▼頭花は長さ約2.5mm | ||
▼中心に両性花、周辺に雌性花がある。 | ▼雌性花は4個あった。 | |
▼両性花は7個あった。 | ▼両性花の筒部の先は5裂する。 | ▼雄しべの葯筒がのぞいている。 |
▼筒部の中に雄しべと雌しべがある。 | ||
▼花のつく茎の葉(上)は糸状。 | ▼葉の裏面。 | |
▼2013年9月19日 内陸の林道脇 宍道 | ||
▼頭花は長さ約1.7mm。 | ||
▼葉は線形で、長さ約3cm。 | ||
▼茎の基部は木質化する。 | ||
▼2015年5月25日 内陸の林道脇 宍道 | ||
▼2012年9月2日 内陸の林道脇 東長江 | ||
▼頭花は長さ約1.5mm。 | ||
▼花のついた茎の葉。 | ▼茎の下部。 | |
▼花のつかない茎。 | ▼葉には長い柄がある。 | |
▼葉は2回羽状に全裂し、糸状。 | ||
▼2012年11月28日 若葉 東長江 | ▼葉の表裏とも毛が密生する。 | |
▼2013年5月9日 若葉 東長江 | ||
▼2008年9月1日 内陸の林道脇 玉湯 | ||
以下の画像は、海岸の砂浜または岩場に生えていたもの。 | ||
▼2010年10月11日 島根 | ||
▼2005年8月30日 蕾 鹿島 | ||
v茎の根元は木質化している。 | ||
v2004年9月11日 鹿島 | ||
▼2014年11月11日 果実 鹿島 | ||
▼総苞は長さ約2.5mm。 | ▼果実は長さ約1mm。 | |
▼2014年1月29日 果実 鹿島 | ||
▼総苞は長さ約2mm。時期が遅く、成熟した果実が残っていない。果実は長さ約1mm。 | ||
▼2013年1月20日 果実殻 島根 | ▼果実が落ちて総苞だけになっている。 | |
▼総苞の内部。 | ▼茎元の新葉。 | |
▼葉の表面、毛に覆われている。 | ▼葉の裏面。 | |
▼毛の拡大。 | ||
▼2004年4月18日 鹿島 | ▼2004年11月6日 手結 | |
▼2004年6月13日 鹿島 | ||
▼2012年4月2日 芽吹き 島根 | ▼去年の枝先に芽を出す。 | |
▼去年の果実殻 | ||
▼2023年2月26日 鹿島 | ||