落葉高木 本州〜九州の湿地に生える。高さ5〜10m、直径25〜30cmになる。一本立ち。樹皮は灰褐色で縦に深い割れ目が入る。裸材に隆起条はない。新枝は灰緑色で、無毛。小枝の分岐点から折れやすい。葉は互生。葉身は長さ10〜16cm、幅1〜2.5cmの狭楕円形。ふちには先端が腺になる鋭い鋸歯。新葉のふちは巻かない。裏面は粉白色。両面とも無毛。雌雄別株。雌株だけが知られている。葉の展開と同時に開花する。花序は長さ約1.5cmの楕円形。腺体は2個。子房と苞に白い毛が密生する。別名オオシロヤナギ。花期は3月 冬芽の花芽は淡褐色で、長さ約4mmのやや扁平な挟三角形。(樹に咲く花) 学名は、Salix eriocarpa ヤナギ科ヤナギ属 |
▼2010年4月21日 西嫁島 | ▼子房と苞に白い毛が密生する。 | |
▼若葉の葉裏は白くない。 | ||
▼2010年6月2日 西嫁島 | ||
▼2008年5月6日 鹿島 | ||
▼2007年9月2日 鹿島 | ||
▼2007年10月13日 乃白 | ||
▼2007年9月15日 八雲 | ||
▼幼木や切られた場合には株立ち状にもなる。 | ||
▼2008年3月8日 冬芽 田和山 | ||
▼2008年4月27日 田和山 | ||
▼2010年4月25日 田和山 | ||