イラクサ(刺草)

多年草
本州〜九州の山地の木陰などに生える。高さ0.4 〜1m。茎は四角形で茎や葉に蟻酸を含む棘が多く、刺さると痛い。葉は対生し、長さ5〜12cmの広卵形で、欠刻状鋸歯がある。雌雄同株。茎頂部に雌花穂がつく。花被片は4個で、花後に2個が大きくなる。花柱は1個。雄花序はやや下部につき、淡緑色で、花弁はなく萼片は4個、雄しべは4個。花期は9〜10月。(山に咲く花)
学名は、Urtica thunbergiana
イラクサ科イラクサ属
よく似たミヤマイラクサムカゴイラクサは葉が互生する。



▼2012年9月16日 雌花穂 島根▼上部に雌花穂、下部に雄花穂がつく。▼雄花穂。

イラクサ

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▼雄花穂の基部にも雌花序がついている。▼雌花序。

イラクサ

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▼雄花序。▼雄花。花被片4個、雄しべ4個

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▼葉の基部は心形。▼葉は長さ約8cm。▼表面には刺毛がある。

イラクサ

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▼刺毛の拡大。

イラクサ

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▼裏面に刺毛や短毛がある。▼葉柄の刺毛。▼茎に刺毛がある。

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▼葉柄基部に2個の托葉がある。▼托葉はそれぞれ2枚が合着している。

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▼2005年9月17日 八雲▼茎や葉に刺がある。▼葉柄のつけ根に托葉がある。

イラクサ

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▼葉柄にも刺がある。

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▼2010年5月1日 八雲

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▼2007年2月25日 八雲▼枯れ残った茎から芽をだしたもの。

イラクサ

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▼合着した托葉▼葉痕が見える。

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▼2008年3月8日 八雲

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