越年草 ヨーロッパ原産。全体はほぼ無毛。葉は2〜3回深裂してからさらに糸状に細裂し、やや多肉質になる。始めはロゼットを形成する。茎は中部以上でよく分岐して高さは1mほどになる。頭状花は直径4cmほどで白色の舌状花と黄色の筒状花からなり、花床は半球形で小花基部には鱗片を欠く。明治中期に帰化し、北日本を中心に・・・大群落を作る。近年は全国的に道端や道路の法面などに発生する。北日本の海岸に生育する在来のシカギクとは、そう果に4稜を持つ点で識別される。花期は6〜8月。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Tripleurospermum maritimum subsp. inodora キク科シカギク属 カミツレは頭状花が直径2cm。カミツレモドキは花床に鱗片があり、舌状花に雌しべがなく、果実にいぼがある。参考 写真で見る外来雑草 |
▼2014年5月4日 上本庄 | ||
▼花は直径約3.5cm。 | ▼花床は半球形 | |
▼舌状花に雌しべがある。 | ▼花床に鱗片はない。 | ▼葉は糸状に細裂 |