ホソバイヌワラビ(細葉犬蕨)

夏緑性シダ植物
本州〜九州のやや湿った林下に生える。葉は2形で春に出る葉(栄養葉)は地表近くに展開し、ソーラスはつかず、夏に出る葉(胞子葉)は立ち上がり、ソーラスをつける。葉柄はわら色〜薄紫色、基部鱗片は狭披針形で褐色。葉は2回羽状複葉で、秋に上部で無性芽をつける。中軸は緑色、羽軸は紫色で、羽軸裏面に細かい毛が生える。羽軸と小羽軸の分岐点表面に刺状の突起があり、小羽軸上に刺状の毛が生える。羽片には短い柄がつき、小羽片は鈍頭〜鋭頭で前側の耳垂はやや大きい。ソーラスは中肋近くにつき、包膜は三日月形、鉤形が混じる。
学名は、Athyrium iseanum
イワデンダ科メシダ属



▼2009年8月24日 玉湯
▼羽軸には刺がある。

ホソバイヌワラビ

ホソバイヌワラビ

ホソバイヌワラビ

ホソバイヌワラビ

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ホソバイヌワラビ

▼包膜は三日月形、鉤形が混じる。

ホソバイヌワラビ

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▼2008年11月1日 東忌部▼中軸の先端には刺がある。▼最下羽片の様子。

ホソバイヌワラビ

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▼羽軸や小羽片には刺がある。

ホソバイヌワラビ

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▼2008年9月7日 玉湯

ホソバイヌワラビ

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▼羽軸や小羽片に刺がある。

ホソバイヌワラビ

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▼2008年6月15日 東忌部

ホソバイヌワラビ

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