ヒナゲシ(雛罌粟)

越年草
ヨーロッパ原産。江戸時代以降に観賞用に渡来し、それから野生化している。従って花の色や大きさには変化が多い。全体に粗毛を布き、茎はまばらに分岐して高さ30〜80cmになる。茎生葉は長楕円形で羽状に深裂、不ぞろいの鋭鋸歯があって互生する。茎の先に直径8cmほどの紅色の4弁花をつける。果実は直径1.5cmほどの円筒形、15本ほどの放射線のある円盤状の柱頭が残る。花期は春。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Papaver rhoeas
ケシ科ケシ属



▼2013年5月22日 福富

ヒナゲシ花

ヒナゲシ花

ヒナゲシ花

▼蕾は下を向き、毛が密生する。

ヒナゲシ蕾

ヒナゲシ果実

ヒナゲシ果実

ヒナゲシ葉

ヒナゲシ葉裏面

ヒナゲシ茎

ヒナゲシ





島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑