つる性多年草 ヒマラヤ地方の原産。明治年間に花卉として導入され、ロックガーデンなどで栽培されているが、しばしば逸出して野生化している。茎葉に赤褐色の毛があり、茎は基部からよく分岐して地表を這って広がり、長さ50cmほどになる。葉は先端の尖った卵形で全縁、短い柄があって互生する。葉身には紫色の山形の斑が入る。暖地では周年、温暖地では夏に、茎の先端に淡紅紫色の花被片の小花が直径1cmほどに球状に固まった花序を多数つける。花期は周年または夏。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Persicaria capitata タデ科イヌタデ属 |
▼2009年11月22日 玉湯 | ||
▼葉の表面にV字形の斑紋がある。 | ||
▼2013年11月26日 果実 玉湯 | ▼果序は直径約1cm。 | ▼果実を包む花被は長さ約3mm。 |
▼花被の中に果実がある。 | ▼果実は3稜形、長さ約1.5mm。 | |