多年草 北海道〜九州の山地の谷沿いなどに生える。高さ40〜80cm。茎は細い。葉は3〜5小葉の羽状複葉で、小葉は楕円形、鈍鋸歯がある。葉裏の腺点は少ない。花は直径約5mm、花弁は細い。萼筒は倒円錐形で、萼裂片はそり返る。伏毛が多い。果時の萼筒も小さい。花期は8〜9月。(山に咲く花) 学名は、Agrimonia nipponica バラ科キンミズヒキ属 キンミズヒキは、花の径が8〜10mmで、雄しべの数が10〜13本、花弁の幅が広く、果実は直径4mmほど。また小葉が5〜11枚で、先端が尖っていることからも本種と区別される。 |
▼2011年9月18日 東忌部 | ▼果実 萼筒の縁にカギ状の刺が多い。 | |
▼小葉は先端の3枚が大きく、小さな2枚の小葉がつく。 | ||
▼2011年9月7日 西谷 | ||
▼葉柄の付け根に小さな托葉がある。 | ||
▼2004年10月11日 佐草 | ||
▼2009年8月15日 東忌部 | ▼花弁は細く、雄しべは5〜6本と少ない。 | |
▼小葉の先端は尖らず丸みがある。 | ||
▼2006年8月26日 玉湯 | ||
▼先端の3枚が大きく、後は小さな葉がつく。 | ▼葉柄の付け根に托葉がある。 | |
▼2004年9月28日 佐草 | ▼葉柄の付け根に托葉がある。 | |
▼2005年8月14日 宍道 | ||
▼2012年11月19日 果実 美保関 | ||
▼萼の直径約2.5mm(刺を除く)。 | ||
▼2012年11月3日 果実 大東 | ▼萼の直径約2.5mm(刺を除く)。 | ▼果実は長さ約2mm。 |
▼小葉の先端は尖らず、大きな小葉が3枚、小さな小葉が2枚ある。 | ||