ヒマラヤスギ

常緑高木
ヒマラヤ西部〜アフガニスタン原産。高さ25m、直径1mほどになるが、自生地では高さ50mに達するものもある。成長が速く、きれいな円錐形の樹幹をつくる。樹皮は灰褐色。古くなると鱗片状にはがれる。枝は長枝と短枝がある。若い枝には密に毛がある。葉は長枝ではらせん状につき、短枝には多数束生する。長さ4cmほどの針状で銀緑色。雌雄同株。雄花も雌花も短枝につく。雄花は長さ2〜5cmの円筒形で、多数の雄しべがらせんじょうにつく。果実は球果。長さ6〜13cmの卵形で、先はややとがる。翌年の秋から晩秋に熟す。種鱗は幅5cmほど扇形。種子は長さ1〜1.5cmで、膜質の大きな翼がある。完全に熟すと種鱗は軸からはずれ、種子といっしょに落下する。花期は10〜11月。(樹に咲く花)
学名は、Cedrus deodara
マツ科ヒマラヤスギ属



▼2007年9月27日 植林 大平山
▼先端部長枝の葉はらせん状につき、短枝には束生する。

ヒマラヤスギ

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