ハチク(淡竹)


中国原産説と日本産説があり、はっきりしない。北海道中部以南から沖縄まで栽培される。タケノコの稈鞘は淡桃褐色で斑紋はない。はじめ全体に長毛がある。葉片の基部には葉耳や肩毛が発達する。稈はよく生育したものは高さ20m、直径11cmに達する。マダケよりやや小形で、ロウ質が多いので白く見える。節は2輪状。上部の各節から太さの違う枝を2個ずつ出す。枝の第1節目、第2節目に空洞はない。葉身は長さ9〜13cm、幅1.2〜1.7cm。葉耳は発達せず、肩毛はほぼ直立する。葉舌は長さ1.5〜2mm、先は山形でふちに毛がある。(樹に咲く花)
学名は、Phyllostachys nigra var. henonis
イネ科マダケ属



▼2020年6月2日 筍 殿▼稈鞘に斑紋はない。

ハチク筍

ハチク筍

ハチク筍

▼肩毛は直立する。▼節は2輪状。

ハチク

ハチク

ハチク

▼稈は白っぽい。

ハチク

ハチク




▼2020年5月28日 筍 大庭▼稈鞘に斑紋はない。

ハチク

ハチク

ハチク

▼稈は白っぽい。▼節は2輪状。

ハチク

ハチク

ハチク



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