1年草 日本全土の水田や畑,荒れ地などの湿ったところに多い。高さ30〜80cm。茎はふつう赤紫色を帯びる。葉は互生し、長さ4〜14cmの長楕円形〜披針形で先は長くとがり、中央部に黒っぽい斑紋があるものが多い。托葉鞘は筒状で縁に短い毛がある。花序は長さ3〜5cmで、白色〜淡紅色の小さな花を多数つける。花柄や小花柄には腺毛がある。花被は長さ2.5〜3.5mmで5深裂し、果期には先が2分岐したY字形の脈が目立つ。そう果は扁平なレンズ形のものと3稜形のものがあり、光沢のある黒色。花期は4〜10月。(野に咲く花) 夏の集団はオオイヌタデと同じほど巨大化して1mを超す。(帰化&外来植物950種) 学名は、Persicaria vulgaris タデ科イヌタデ属 似た仲間 |
▼2009年8月29日 枕木山 | ||
▼托葉鞘の縁には短毛がある。 | ||
▼2006年6月11日 宍道 | ||
▼2010年10月6日 玉湯 | ▼果実は花被に包まれている。 | |
▼花被にはY字形の脈がある。 | ▼レンズ状の果実は長さ約2.4mm。 | |
▼3稜形の果実は長さ約2.1mm。 | ||
▼2010年10月2日 玉湯 | ||