越年草ときに多年草 関東地方以西〜九州の川沿いや林のふちなど、やや湿ったところに生える。高さ開0.5〜2m。茎は太く、中空で、長い毛がある。葉は大型の3出複葉または単羽状複葉で、葉柄の基部はふくらんで鞘状になる。小葉は浅〜中裂し、粗い距歯がある。茎の上部に直径約20cmの大型の複散形花序をだし、白色の小さな花を多数つける。小散形花序のふちの花は内側の花より大きく、その花は外側の花弁がほかの4個の花弁より大きい。花弁の先は2裂する。茎の先の花序は実を結ぶが、側生の花序の花は雄性で結実しない。果実は倒卵形、2個の平たい分果が合わさっている。背隆起線は糸状で目立たず、両側は翼状に広がっている。花期は5〜6月。(野に咲く花) 学名は、Heracleum sphondylium var. nipponicum セリ科ハナウド属 |
▼2013年6月6日 八雲 | ▼外周の花は大きく、花弁が2裂する。 | |
▼外周の花は長さ約7mm。 | ||
▼若い果実はは長さ約1cm。 | ▼総苞片、少総苞片がある。 | |
▼2018年6月14日 八雲 | ▼外周の花は大きく、花弁が2裂する。 | ▼若い果実。 |
▼2009年5月23日 八雲 | ▼外側の花弁が大きく、2裂する。 | ▼蕾 |
▼総苞片がある。 | ▼小総苞片がある。 | ▼蕾 |
▼葉柄の基部はふくらんで鞘状になる。 | ||
▼2008年6月1日 八雲 | ▼外側の花弁が大きくなる。 | |
▼総苞片がある。 | ▼小総苞片がある。花序柄に毛が多い。 | |
▼茎には毛が多い。 | ||
▼葉柄の基部はふくらむ。 | ||
▼2022年5月29日 八雲 | ▼外側の花弁が大きくなる。 | |