ハナイカダ(花筏)

落葉低木 北海道南部〜九州の山地に生え、高さ1〜2m。冬でも樹皮が緑色でつやがある。葉は互生し、長さ6〜12cmの長楕円形でふちに芒状の鋸歯がある。葉の表面の主脈の中央に淡緑色で3〜4弁の小さな花をつける。雌雄異株。雄花は数個集まってつき、雄しべは3〜4個。雌花は通常1個、まれに2〜3個つき、雌しべは1個で、柱頭は4裂する。果実は球形で黒く熟す。花期は5〜6月。 冬芽の頂芽は長さ4〜6mmの卵形、赤褐色で無毛。側芽は小さい。葉痕は半円形。維管束痕は大きく1個。 学名は、Helwingia japonica
ハナイカダ科ハナイカダ属



▼2006年4月23日 蕾 西忌部

ハナイカダ

ハナイカダ

▼2005年5月21日 雄花 玉湯城床▼2003年6月29日 実 斐川荒神谷遺跡公園

ハナイカダ

ハナイカダ

▼2007年6月16日 実 八雲西岩坂

ハナイカダ

ハナイカダ

▼2005年9月3日 実 西忌部▼2006年6月11日 実 玉湯城床

ハナイカダ

ハナイカダ

▼2006年3月5日 八雲

ハナイカダ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑