1〜越年草 北海道〜琉球の道ばたや畑でふつうに見られる。越年草の生活形をとる個体はロゼット状の根出葉があり、茎は基部でさかんに分枝して平面的に広がり、長さ30cmに達するが、一年草の生活形の個体は根出葉がなく、茎は基部から直立して中部で分枝し、枝は斜上して高さ6cmほどになる。枝はは細く上向きの圧毛がある。根出葉と最下部の茎葉はさじ形で長さ0.8〜4cm、幅0.5〜1.5cm、縁は波打ち、長い葉柄があるが、茎葉はほとんど無柄で楕円形、長さ0.5〜2.5cm、鋭頭、上部はしだいに小さくなって茎の先までつき、両面に粗い毛があり、上面の毛の基部はやや白色盤状に肥厚する。花は上部の葉腋につき、花柄は花時0.5〜1mm、果時2〜3mm。花冠は淡青紫色で径2〜3mm、喉部の付属体は花冠と同色で円形、やや凹頭。花期は3〜12月。(日本の野生植物) 学名は、Bothriospermum zeylanicum ムラサキ科ハナイバナ属 |
▼2013年11月17日 玉湯 | ▼中央の副花冠は白い。 | |
▼2012年11月22日 鹿島 | ▼中央に白い副花冠がある。 | ▼花は直径約3mm。 |
▼花時の萼は小さい。 | ▼萼が大きくなって果実を包む。 | ▼果実は4分果。 |
▼萼は直径約8mm。 | ▼果実は長さ約1.5mm。 | |
▼果実には乳頭状の突起がある。 | ||
▼2012年6月14日 美保関 | ||
▼果実を包む萼は大きくなり下を向く。 | ▼果実は4分果 | |
▼果実は長さ約1.5mm、いぼ状突起がある。 | ||
▼茎には上向きの伏毛がある。 | ▼サソリ形花序にならず、苞の間にに花をつける。 | |
▼2011年9月18日 玉湯 | ▼サソリ形花序にならず、苞の腋に花をつける。 | |
▼果実は下を向く。 | ▼果実 | ▼果実にいぼ状の突起がある。 |
▼下部の節から枝を四方に出して、枝を伸ばす。 | ▼伸びた枝は更に分枝し、広がる。 | |
▼2010年10月16日 八雲 | ▼果実 | |
▼花序につく葉状の苞。 | ▼苞の裏面。 | ▼上向きの伏毛がある。 |
▼2009年8月8日 花の中心は白い。 下佐陀 | ▼果実は4個の分果 | |
▼2007年11月17日 白花 上乃木 | ||
▼2014年6月24日 果実 東長江 | ▼果実は下向きにつく。 | |
▼裏側から見ると4分果がある。 | ▼分果は長さ1.1〜1.3mm。 | |
▼分果の背面(左)と腹面(右)。 | ▼分果の表面に突起がある。 | |
▼突起は変わった形をしている。 | ▼果実が落ちたあとの萼。 | |
▼2004年11月28日 果実 乃白 | ||
▼2004年4月10日 田和山 | ▼茎には上向きの伏毛がある。 | |
▼2008年12月7日 上乃木 | ||
▼2003年9月23日 乃白 | ||
▼2004年12月12日 佐草 | ||
▼2004年8月12日 城山公園 | ||