多年草 関東地方以西〜九州の日当たりのよい海岸の砂地から平地の路傍まで広く分布する。花期後、稈の基部や細長い匐枝の先端に球状の塊茎をつくる。稈は細くて硬く、高さ10〜40cm。葉は幅2〜5mm。花序は単一。花序枝は2〜8本。苞葉の葉身は2〜3枚、花序とほぼ同長。花穂はやや疎または3〜8個の小穂をつける。小穂は線形、長さ1.5〜2cm、中軸に斜開してつき、光沢があり、赤褐色、やや疎らに20〜40個の花をつける。鱗片は狭卵形、斜上してつき、長さ3〜3.5mm、紅褐色、鈍頭〜円頭、中肋はあまり目立たず緑色。そう果は長楕円形、長さ約1.2mm。花柱は長さ約1.5mm。柱頭は3個。花期は7〜10月。(岡山県カヤツリグサ科植物図譜) 学名は、Cyperus rotundus カヤツリグサ科カヤツリグサ属 |
▼2012年9月11日 玉湯 | ▼小穂は線形で、軸に斜開してつく。 | |
▼小穂は長さ約1.4cm。 | ▼柱頭は3岐する。 | |
▼茎は高さ約32cm。 | ||
▼2010年10月11日 島根 | ||
▼2009年8月1日 玉湯 | ||
▼2005年9月17日 大庭 | ||
▼2014年11月24日 美保関 | ||
▼苞は花序より長い。 | ▼苞は花序とほぼ同長。 | |
▼小穂は長さ1.5〜2cm。 | ▼鱗片の先は鈍頭。 | |
▼鱗片は長さ約3mm。 | ▼柱頭は3岐する。 | ▼柱頭は3岐する。 |
▼果実は3稜形、長さ約1.5mm。 | ▼表面に微細な網目模様がある。 | ▼茎は長さ約25cm。 |
▼2012年10月21日 美保関 | ▼枝の先に線形の小穂が7個ある。 | ▼茎の先に花序より長い苞がある。 |
▼小穂は長さ約1.5cm。 | ▼鱗片の先は鈍頭。 | |
▼果実は鱗片の1/3の長さ。 | ▼果実は長さ約1.3mmで、3稜がある。 | ▼柱頭は3岐する。 |
▼茎は高さ約24cm。 | ||
▼2011年10月19日 美保関 | ||