多年草 本州〜九州の海岸に生える。茎は叢生して下部は木質化し、上部は直立して無毛、高さ15〜50cm。根出葉はロゼットとなり、倒披針形、長さ5〜9cm。、茎葉は長楕円状披針形、または卵状披針形、長さ5〜9cm、鈍頭または鋭頭、葉柄は6〜8mm、基部でひっついて1.5〜3mmの筒となり、質厚く両面無毛で、ふちに縁毛がある。花は多数が密に集まって、集散花序となる。苞は3対、長楕円形で先に5〜6mmの草質の尾がつく。萼は長さ19〜21mm、花弁は紅紫色、先は歯牙縁。さく果は萼筒より少し長い。種子は黒色1.5〜2mm。花期は6〜11月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Dianthus japonicus ナデシコ科ナデシコ属 |
▼2014年6月30日 島根 | ||
▼花は長さ約2cm。 | ▼花は直径約2cm。 | |
▼花柱が2個、雄しべ10個。 | ▼葉は光沢があり、対生する。 | |
▼葉の基部は合着し茎を包む。 | ▼葉身は長さ約6cm、葉柄は約1cm。 | ▼表面は無毛で辺縁に毛がある。 |
▼葉の裏面。 | ▼葉の裏面は無毛。 | |
▼2018年7月14日 島根 | ||
▼2016年9月1日 島根 | ▼果実の先端が4裂して種子が出る。 | ▼果実は長さ約2cm。 |
▼種子の背面、扁平で長さ約2mm。 | ||
▼種子の腹面には凹みがある。 | ||
▼2019年8月31日 島根 | ▼果実の先端が4裂して種子が出る。 | ▼無数に種子が詰まっている。 |
ハマナデシコに特徴がよく似るが、海岸には近いが道路脇の荒地であり、栽培種の逸出ではないだろうか。 | ||
▼2013年7月11日 鹿島 | ▼花は萼筒を含めて長さ約2cm。 | |
▼花は直径約1.7cm。 | ||
▼葉の葉身は長さ約5cm、葉柄は約1cm。 | ▼表面は無毛で辺縁に毛がある。 | |
▼裏面は無毛。 | ||
▼2012年7月2日 鹿島 | ▼花弁の縁が波状になる。 | |
▼萼筒は長さ約2cm。 | ▼花は直径約1.9cm。 | |
▼葉の基部は合着し茎を包む。 | ▼葉は長さ約4cm、厚く光沢がある。 | |
▼葉の縁に毛がある。 | ▼葉の縁の毛。 | |
▼去年の果実。 | ▼種子は長さ約2mm、扁平で黒色。 | |
▼2013年3月28日 若葉 鹿島 | ▼長い葉柄がある。 | |
▼果実。 | ▼種子は長さ約2.3mm。 | |
▼種子の表面。 | ▼種子の裏面は凹みがある。 | ▼種子は厚みが少ない。 |
▼表面には溝状の模様がある。 | ||
▼2015年11月23日 ロゼット葉 宍道 | ▼葉は葉柄を含めて長さ約4.5cm。 | |
▼葉の縁に細かな毛がある。 | ▼長さ約1cmの葉柄がある。 | |