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多年草 日本全土の海岸の砂地に生える。高さ5〜30cm。根は黄色を帯び、太くて長い。茎の上部や花序には白い軟毛が密生する。葉は1〜2回3出羽状腹葉で、厚くて光沢がある。小葉は長さ1.5〜6cmの倒卵状楕円形で不ぞろいの鋸歯がある。茎の先に複散形花序をだし、白色の小さな花を密につける。果実は長さ6〜8mmの倒卵形で隆起線は太く、背面に毛が密生する。花期は6〜7月。(野に咲く花) 学名は、Glehnia littoralis セリ科ハマボウフウ属 |
▼2014年6月1日 美保関 | ▼花は雄性先熟。 | ▼花は直径約4mm。 |
▼花序には白い軟毛が密生する。 | ||
▼花粉が出終わり花弁が落ちた雌性期の花。 | ||
▼2007年6月10日 島根 | ||
▼2004年5月23日 鹿島 | ||
▼2006年6月18日 鹿島 | ▼雌性期の花。 | ▼果実や果序枝に毛が密生する。 |
▼2015年9月26日 果実 鹿島 | ▼果実は長さ約1.3cm。 | ▼果実は2個が合わさっている。 |
▼分果の腹面(上)、背面(下) | ▼果実の横断面、隆起線が太い。 | ▼果序がくずれ果実は全てが落ちている。 |
▼2016年6月30日 若い果実 美保関 | ▼先端に2岐した柱頭が残る。 | ▼果実は長さ約8mm、毛が密生する。 |
▼2015年8月27日 若い果実 美保関 | ▼小果序は直径約2.5cm。 | |
▼果実は長さ約8mm、毛が密生する。 | ▼果実は2分果からなる。 | |
▼2011年10月19日 美保関 | ||
▼2012年7月18日 東出雲 | ||
▼2014年3月31日 発芽 鹿島 | ||
▼子葉が開けないまま本葉が出ている。 | ▼子葉は線形で、長さ約2cm。 | ▼親株の周りで芽を出している。 |